毎日をデザインするタスク管理ツール「TaskChute Cloud」を試してみる。

去年は本当にたくさんの、そして人生における重要なタスクと直面した一年間だった。とにかく濃密な一年間だった。「確実に前進している」という実感はあったがその一方で、ひとつひとつのイベントや変化に翻弄され、目の前に現れるタスクに向き合うばかりで、自分の理想の姿へ近づくような事項に取り組めなかったというのも事実だった。そして何より毎日の充足感がなかった。

年末年始の時間を活用して、自分が一体どういうときに満ち足りた気持ちになっているのかについて考えた。出た結論は「自分との約束を守れている」ときに充足感を感じるということだった。

「自分との約束を守ること」とは言い換えれば、「有言実行」である。毎日をきちんとスケジューリング(約束)し、それを達成する(守る)ことで充足感のなさを解決出来るのではないかと思った。これを全面的にサポートしてくれるサービスを探したところ、しっくり来たのが「TaskChute Cloud」だった。

「TaskChute Cloud」とは?

「TaskChute Cloud」というサービスは、大橋悦夫氏が考案した「TaskChute」というタスク管理ツールをjMatsuzaki氏がウェブで動作するクラウド版として開発したサービスだ。詳細についてはjMatsuzaki氏のブログ記事をご参照いただきたい。

Webで使えるTaskChute Cloudをリリースしました!
http://jmatsuzaki.com/archives/19188

このサービスの最大の特長は、パソコンでもスマートフォンでも同じ情報を管理できる点だ。

これまでにも同様のタスク管理を行うことが出来るツールは2つ(TaskChute2/Taskuma)存在したが、それぞれパソコンだけ、スマートフォンだけで完結しているツールであった。一日をスケジューリングするときには広い画面でキーボード入力が出来るパソコンのほうが優れている。行動の実績を登録するときにはどこにでも持ち運ぶスマートフォンが適している。これらのいいとこ取りを出来るのがこの「TaskChute Cloud」だ。

私の場合、自宅、外出先を含めて24時間のスケジューリングを行いたかったので「TaskChute Cloud」を選ぶことになった。

使い始めて数日での感想

スケジューリング

タスクのルーチン化機能が非常に使い勝手が良い。日々の生活の大半は繰り返し行うものばかりだ。これらが自動的にスケジュールされることで、「残りの時間で何が出来るのか」に集中して予定を組むことが出来る。

そして過去に登録したタスクが全てクラウド上に記録されているため、2回目以降のタスク登録時には前回登録したときの情報をそのまま引っ張って登録することが出来る。非常にスピード感のあるスケジューリングが出来るため、大変満足している。

すき間時間の見える化

タスクシュートでは1分単位で実績を記録していく。そのためタスクとタスクのすき間時間を認識せざるを得ない。このツールを使って初めて、いかに普段の生活の中で何もしていない時間が多いのかを痛感させられた。

ひとつタスクが終わると次のタスクに移るまでに、すぐにiPhoneを触ってツイッターやフェイスブックをチェックしてしまう。下手をすると行動している途中で触りだしてしまうことすらあった。これでは自分の成長のために使う時間がなくなって当然だ。

無意識に行っていたことに気付くことが出来たのはまぎれもなくこのツールのおかげだ。きっとまだ沢山の無意識が毎日の生活には眠っているはず。それを見つけるときが楽しみだ。

継続することで力を発揮する

恐らくこのタスクシュートというツールは、長期間に渡って継続することで大きな力を発揮するツールなのだろう。生活を改善するヒントが、行動を記録することで浮かび上がってくる。私はこのツールに出会えた本当に良かったと感じている。また一ヶ月ほど経ったときにその変化を報告したいと思う。